実例!家庭崩壊避けたA・Mさんの場合/絶望的な離婚を取り消した
A・Mさん 47 夫 52 長女 15 長男 13 次男12
離婚したいと思い二人で話し合いをするも、結局家庭崩壊にはいたらず、今までの生活を続けています。
できることなら離婚したい。離婚したほうが幸せになれる。離婚したほうが子供達だっていい子に育つ。
そんなことを考えては話し合い。元の生活。この繰り返し・・・。
最後の最後と思い、強い決意で離婚の相談を旦那にしたのが2年前です。原因は夫婦生活のすれ違いです。何年も同じ苦しみを味わうと、大したことでないと思われる理由でも離婚にいたる原因となります。
旦那は別れたくないといいますが、今までの不満がたまりにたまっていて、旦那の言葉が耳に入ってきません。やはり離婚するしかないのかな。
夫婦間でルールを作り家庭崩壊を回避
崖っぷちに立たされた二人ですが、旦那の毎日の説得で、旦那の言い分も耳に入るようになったのが、離婚を決断したから3ヶ月がたったころです。旦那はある提案をしてきました。提案はこうです。
「子供の事を第一に考えると、夫婦だけの問題で離婚をするのはよくないと思うんだ。もちろん僕には君が必要だし。どうだろうか、今まではすれ違いばかりで、コミニュケーションを取れなかったのがいけないと思うんだ、だから夫婦のルールを作ってみないか」。
「まずは、基本のあいさつをきちんとする事!」「おはよう」「いってきます」「おかえり」「ありがとう」「ごめん」など。
「話し合い(喧嘩)の時には投げやりな態度や言葉遣いをしない」「水掛け論的な言い争いをしない」
まだいくつかありますが、旦那の提案はこのような感じのものでした。この時私は旦那の積極的な姿勢に少し好感を持ちました。そこで提案にのってみることに。
少しずつだけど旦那との距離が近づくのが分かり始めたころ、改めて旦那のひた向きな姿勢が好きで一緒になったことを思い出しました。旦那といる時間が短すぎて、旦那のいい面を忘れていました。そのことにようやく気付いたんです。
心のどこかで旦那に甘えていたのかもしれません。今回の件で反省する機会に恵まれ、今では幸せに暮らしています。あの時はもう無理と思っていましたが、乗り越えることができました。旦那に感謝しています。
まとめ
男性が崖っぷちに立たされた時、ある決断をすると”かたくな”にその決断を貫き通します。それが日本男児の美学と言われているからでしょう。でも、女性は違います。崖っぷちであろうが、最悪の最終局面であろうが、”何かの拍子”で考えががらりと変わります。
この女性の心境の変化は、男性でるあなたにはついていけない(理解しがたい)部分ではないでしょうか。あなたが、もし、夫婦関係がもつれ”もうダメだどうにもならない終わりだ”と、思ったとしても、案外女性(妻)は、まだまだ関係修復の余地が残っているのかもしれませんよ。