自営の建築関係者による離婚危機!乗り越えるポイント
建築関係の仕事を営む方の離婚回避術をお話しします。
その方は離婚経験のある女性と30代で結婚されました。その奥さんには連れ後が2人ます。
当初彼は雇われていたのですが、仕事に対して真面目に取り組んでいて、顧客からも信用が厚かった為、結婚を機に独立しました。
当時奥さんと二人手を合わせ会社を盛り立てるべく励んだそうです。
新築の家も建て(事務所兼の)順風満帆な新婚生活をスタートさせました。
そんな彼達が10年ほどたったころ奥さんに異変ともとれる行動が目につき始めたといいます。
家の中は洗濯物で散乱し、朝晩の食事も手を抜くようになりました。
さすがの彼も「いい加減にしろ、こっちは仕事で忙しいのだから飯ぐらいちゃんとつくれ」、と・・・
それからというもの奥さんの口数が減り、必要なことだけしか話をしなくなりました。
彼の友達が来ても愛想もなく軽く会釈する程度。
彼が小言を言えばいうほど奥さんの態度は難化するばかり。
彼の方もいささか家にいるのもストレスがたまるようになり、頻繁にスナックに飲みに行くようになっったそうです。
スナックに飲みに行くと気さくで愛想がいい女性がいて、しばしの癒が与えられました。
奥様との生活に疲れていた彼は、その女性の振る舞いに好意をもちます。メールアドレスを交換してやり取りするように・・・
そんな彼の行動を察知したのか、奥さんも彼との生活に限界を感じました。
「私なんだか疲れたわ、お願いだから離婚して下さい」
ついに離婚を切り出した奥さん。それを聞いて旦那さんは「待ってくれ、そもそも、こんな状況を作ったのは君の方なんだぞ、俺が離婚したいと願い出るなら分かるが、なぜ、君の方から離婚なんだ」
お互いが怒っている本当の原因を知ることが大切です
こんなやり取りが交わされたご夫婦。
当の本人達は両方が熱くなっていて理性的に問題を見ることはできていません。感情に任せてその場の成り行きで事が運んでします。
私も経験しましたが、こんな時は”お互いが怒っている本当の理由(心の奥にある)を見つけなくてはなりません。
男性と女性では、同じものを見ても、聞いても、感じ方が違うのです。人間本来の精神構造が違うのです。
ですのでよく耳にする”すれ違い”が生まれてしまいます。
こんな時は、心理学の観点から女性の心の深い部分を理解する。そんな努力が離婚を回避することになります。