離婚協議は弁護士に相談するな!

離婚問題が発生すると、自分ひとりで悪戦苦闘するのは心細いもの。そこで、誰かに寄り添い相談にのってもらいたくなります。そんな時すぐ思いつく職業の方。その方こそ”弁護士”さんですね。

弁護士さんのイメージは、庶民のどんな問題にも心よく相談にのってくれる正義の味方。また、弱い者がそばにいれば、ほっておくことができない誠実な人。など、誰でも救いの手を伸べてくれるスーパーマンではないでしょうか。

でも、その相談ちょっと待ってください。本当に弁護士さんに離婚相談をしていいのでしょうか。「えっ、そのための弁護士さんじゃないの!?」と、思われたあなたに、弁護士さんの本当の心のうちをご紹介します。

離婚調停にかかる弁護士費用

離婚問題を個人で解決しようと思うと、かえって問題が長期複雑化してしまう恐れもあります。そうならないためにも弁護士さんへの依頼を選択するということは間違ってはいません。

でも。現時点であなたは、まだ、協議離婚の話し合いの最中か、もしくは、調停離婚するための準備段階にいるかと思われます。離婚調停は普通当事者二人で行われます。

弁護士を立てるケースは少ないんですね。弁護士を立てるとすれば、それなりの費用が掛かりますし、いきなり弁護士を立てるということは、臨戦態勢に入ることを意味する為。なるべく穏便に済ませたい調停が、とげとげしいものになりかねませんからね。

ちなみに弁護士に相談しに行く場合であっても、相場としては1時間1万円ほどかかります。さらに、離婚調停を申し立てると、着手金として、20万~30万円。報奨金(調停解決終了で)20万~40万です。

とにかく金銭的に余裕がある家庭でないと、現実的ではないのがよくわかるかと思います。

私の経験した事例

私も離婚問題が持ち上がり、協議していたころ、親から「あと後のことも考えて弁護士さんに相談してみては」とのアドバイスの元、地元の不動産屋さんから弁護士を紹介してもらい弁護士事務所に行きました。

駅近くの高層ビルの8回ほどにある法律事務所。一般人を寄せ付けないその部屋構え。入室するだけで緊張しました。部屋に入ると、事務員さん(秘書?)がいて、待機室に案内されます。待つこと数分。弁護士先生の部屋に通されて、先生とご対面。なのですが、私が部屋に入ると、先生は私とは逆の窓側に体を向け椅子に座っていました。「先生よろしくお願いします」。

離婚問題で悩んでいたせいで、心も体も悲鳴を上げていた当時。仕事もろくに手がつかず、お金もあまりない状態。弁護士さんに相談するには、1時間一万円と聞いて、相談内容よりも費用の心配をしていたことを思い出します。

先生にあいさつすると先生は、こちらを向き、あまり表情を変えず「どうされました」と。

「実は離婚問題で相談に上がりました。今度、調停を予定しているのですが、どうすればよいですか?」

今考えるとこの質問というか相談は、おおざっぱだなと思うのですが、当時は、周りが見えてないせいか必死でした。

先生は、あまり乗り気でないそぶりで、「私は法律家ですから、離婚裁判になればそれなりに動けますが、調停の時点ではアドバイスしかできません」

私はその時少し面喰いました。悩みごとなら何でも解決してくる(そう思っていた)弁護士さんが、私をつ突き放し、見捨てるなんて・・・

その時はそう感じたんですね。今、弁護士さんの立場で考えれば、当たり前のことをサラッと言ったまでなんですけどね。

調停離婚(協議)なのか離婚裁判なのか判断の分かれ目

離婚問題は弁護士に相談する!こんなタイトルのを付けた理由。離婚問題でも、経過の具合によって、弁護士さんに相談すること。

具体的には、協議中や調停中、弁護士さんでは問題の解決には至らない。

離婚訴訟(裁判)になってしまった時、初めて弁護士さんの力が発揮されると考えていいと思います

ただ、あなたが分からないことや、苦しんでいることについて相談すれば、経験と総合的な判断をもとに有益なアドバイスはもらえます。また、心強い何かを与えてくれるというメリットもあるのかもしれません。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ