友達という考え方で復縁する
復縁を強く望むほど復縁が遠ざかる。これは紛れもない事実です。
「追いかければ逃げてゆく~♪」と、こんな歌詞もあるように人(元妻、元カノ)は、追えば追うほど遠ざかってしまう可能性が高いのです。
そこで、お薦めな考え方として”友達から始める”です。
些細な出来事から復縁に成功した事例
ある復縁に成功した事例です。
結婚3年目にして離婚した裕子さんと高志さん(二人とも偽名)は、性格の不一致から離婚に至りました。
離婚しても近所に住んでいたので、裕子さんから月に一度程度、連絡事項を含めた何気ないメールのやり取りがありました。
裕子さんにはまだ特定の相手もいません。でも裕子さんは復縁などこれっぽっちも考えていなかったんです。
ある時、裕子さんに田舎の農業をしている友達から、沢山の新鮮な野菜が届けられました。裕子さんは一人住まいなので、大量の野菜は食べきれません。そこで近くに住んでいる高志さんに届けに出掛けました。
夜も10時を越え人気のない道を向かっていた時、後ろから何者かが通り過ぎました。その瞬間肩にかけていたバックを力ずくで持ち去られたんです。
裕子さんは一瞬パニックになり叫びました。怖くて足がガタガタ震え身動きが取れません。
何分経ったでしょう。裕子さんは気を取り直し、手に持っていた野菜が入った袋を握りしめ、すぐ近所まで来ていた。高志さんの元へ急ぎ足で向かいました。
玄関を開けるや否や、今起こった出来事を、高志さんに話しました。高志さんは冷静に「まず近くにある交番に行こう」と言いました。
交番でいきさつを話、高志さんの自宅に戻りました。帰る道中、裕子さんは思ったそうです「イザという時頼りになるのはやはりこの人かもしれない・・・」。
でも、頼りになるといっても一回は性格の不一致で、分かれた二人ですから、そうおめおめと復縁はできません。
友達からなら復縁しやすい
そんな出来事があってからは、裕子さんから高志さんへ、
メールのやり取りが増えていきました。
何気ない些細な出来事を連絡しあううちに、高志さんは、まず、友達として関係が改善されていく感じを覚えたそうです。
友達のうちは相手に最大の配慮をすることになります。(結婚や付き合いを始めると甘えが生じるためか配慮がなくなる)
そんな連絡を続けるうちに高志さんから復縁を迫り、お互いにこの”友達として尊敬しあえる感覚”を忘れないなら。という条件で復縁を成功させました。
復縁を望むならまずは”新たな友達”を作ることから始めるのも一つの手ですね。