家庭崩壊で心理状態が不安定な方へ
心理状態が不安定であることの原因は、やはり”悩み”であることに他なりません。
では、その悩みを解決すればよいわけですが、そう簡単にはいきませんよね。簡単に解決するならそもそも悩まないのですから。
前回「自暴自棄回避の方法/3ステップ」を紹介しました。今回は、3ステップ以外の方法で悩みを軽減させてみたいと思います。
悩みに対してどう向き合うかに焦点を合わせる
まず、前回、”人間は同時に2つのことを考えることはできない”と、紹介しました。今回、もう一度おさらいを込めて、ある実験をしてもらいます。
まず、椅子に深くかけてください。ゆっくり目をつぶります。そして、世界遺産にもなった富士山のイメージを思い浮かべてください。と、同時に、今日(昨日)のランチした時の状況を思い浮かべて下さい。
どうですか!?2つ同時にイメージできなくないですか!
「そんなことないよ、2つ同時にイメージできるよ」
と、もしかしたら、こんな風に感じたかもしれません。でも、よく思い直して下さい。富士山のイメージとランチのイメージが交互に出てきてはいませんでしたか。時間差でいったら、0.0001秒かもしれませんが、まったく同時ではなかったはずです。
そうなんです、同時に思考していると思っていた事って、実は、交互に思考していたんです。
感情も一度に1つしか感じることはできない
同時に思考していたと思っていた事が、実は交互に思考してた・・・。
この事実は、感情にも当てはまるんです。
感情にも当てはまるということは、一方で爽快な気持ちでいて、もう一方で悩み意気消沈でいることはできないということになります。
1つの負の感情に、もう1つの前向きな感情を押し込めてやれば、負の感情を追い払うことができるんです。
まとめ
悩みがあるのは承知のうえで、努めて前向きな思考で行動すれば、同じ頭の中にあるもう一つ別の思考(悩み)は、葬り去ることができます。
すると、頭の回転が速くなり建設的な考えが湧いて出てくるのですから不思議です。
心理状態が不安定な時はこの方法で悩みを軽減させてみて下さい。