自暴自棄になった時の対処方法
今のあなたは、今日より先これからのことを考えないわけにはいかないでしょう。
「離婚したら子供たちはどうなるのだろうか」
「近所の人たちはどんな噂話を流すのか」
「会社での評判はどうなるのか」
「せっかく建てたマイホームなのに、財産分与を考えると手放すことになるのか」
「養育費や慰謝料で今後の生活は成り立つのか」
考えたらきりがなく出てきます。確かにあなたが思っている通りだと思います。
明日以降のことは、配慮すべきですし、細心の注意を払って行動するべきです。しかし、心配する必要はないのです。
その日一日を懸命に生きること
人は一度に一つの事しかできません。
湯船に溜まったお湯を抜く時の排水溝のようなものです。たくさんのお湯をいっぺんに流そううとしても、流れ出すお湯の量は一定で変わることはありません。
それと同じで、あなたが、抱えている悩みや問題点を、いっぺんに自分の中に流し込んでも、処理ができないのです。
朝起きてから寝るまでの時間だけでいいのです。今日1日を懸命に生きる努力をするべきです。1日1日を区切って生活してみるのです。今日やることを1つに絞るのもいいでしょう。
目的地がどんなに遠くても、日暮れまでなら誰でも頑張れるはずです。太陽が沈むまでなら、爽快に辛抱強く活動できるのではありませんか。
私の自暴自棄になった時の対処方法
私もかつては、あなたと同じ離婚問題で、自暴自棄に陥っていました。家に閉じこもりがちになり。といいますか、ほぼ外出はしませんでした。
家の中にいてもやることといったら酒を飲むこと。そればかりでした。飲酒と同時につまみも食べるのですが、お酒を飲んでいると食欲も出るんですね。(アルコールのせいで満腹神経がマヒするそうです)あれやこれやと口に頬張ります。
その時初めて思ったのですが、食べる行為ってかなりのストレス解消になるんです。女性がよく、食べてストレスを解消するということは聞いたことがあったのですが、これがその感覚なんだと思ったものです。
そんな生活を続けるうちにあれよあれよと10キロ太りました。見た目ががらりと変わりましたね。酒を帯びるほど飲み、これでもかと食べ、酔っぱらったまま何も考えずに寝る。
そうすることで、寝つけず悩みながら朝を迎えることを回避してたのでしょう。これが、自分を守る(精神的に)唯一の方法でした。そんな時に友人から叱咤された言葉がこれなんです。
「1日1日を区切りながら精一杯頑張ってみなよ」と。
それまで、自暴自棄になっている自身にも嫌悪していた私ですが、1日1日を区切りをつけて生活するようになったら、心がすごく軽くなったんです。なんだか頭の中が整理された感じかな。思考が回りだした感じ。
それからは、今後についてまともな考えが出てくるようになりました。当然、現実を直視しなくてはなりませんが、現実を受け入れながら自分なりの解決策を見出そうとしてきたのです。
まだ、解決策を見いだせずにはいるのですが、酒を飲んで現実逃避していたころに比べたら、天地の差があります。前向きに考えが回りだしたのですから。
とりあえずは1日1日を区切り付けして生きてみる!それができたら次の段階です。⇒自暴自棄回避の方法/3ステップ