子供にとって親の離婚は重荷
子供にとって親の離婚は重荷になることに間違いはありません。間違いないうえで、どうしたら子供に、最小限の心の負担で済ませることができるかを考えるべきであると思います。
子供にとって両親の離婚は、ただただ、親の身勝手にすぎません。
私の場合もそうでしたが、小学生低学年ぐらいですと、まだ、親が離婚するという意味がハッキリと分かっておらず、私が小学2年生の息子にこんな質問をしたところ
「なー、〇〇(息子の名前です)今度お父さんとお母さんは離婚して別々の生活を送るようになって、〇〇はお母さんと一緒に住んで、お父さんとは当分会えないんだけど、お前はどう思う?」。
こんな質問をしたんです。
私が想像するに「お父さんとお母さんが離婚するなんて絶対嫌だ、お父さんに会えないなんてさびしいよ」
こんな、答えが返ってくるんだろうと思ってました。ところがです、下の息子からとてもショックな返事が返ってきたのです。
「別に、いいんじゃないの、たまには会えるなら」
私「・・・」
声を失いましたね。当然のごとく「お父さんと会えないのは寂しい」って、言うもんだとばかり思っていましたから。
上にも6年生の息子がいたのですが、上の息子は、ある程度理解ができているためか、同じ質問をしても、どういっていいか困っているような感じでしたが、寂しそうな感じは見て取れました。
低学年ぐらいの子供は訳が分からないうちに、その先の生活が片親の生活におのずとなるんです。すでに離婚当事者となってしまった私たち(子供達)は、過去には戻れません。戻れるものなら戻りたいとも思います。
いま、現在、離婚問題の最中にある、あなたたち家族はその辺をよく協議してもらいたいものです。